2013.6.22
マンションの吹き抜けの一室に新たに床をつくるプロジェクトが行われました。
お施主さんは代表の岸本と親交のある建築家・安井昇氏(桜設計集団)の娘さん。
安井さんが「若い人の勉強になれば」と仰って下さったこともあり、
設計は桜設計集団の新人さんが、
施工は熟練大工さんと鯰組・大工見習いの奥山さんが行いました。
この床の特徴は柱の間にはしごが付いている点。
二層目にははしごで登るようになっています。
こんな子供部屋、楽しいに違いありません。
梁にはスギ、柱にはスギとケヤキが使われています。
スギの赤がマンションの白い壁によく映えています。
床にはクリが使われています。
下から見上げると、クリの板の目がとても綺麗なことに気が付きました。
この板材は、安井さんが自ら購入した約30mのクリの木の上部を
板に割いたものだそうです。
さっそく自分の部屋を掃除するお施主さん。竣工、おめでとうございます。
鯰組 櫻井