2013.7.2
杉並区O邸では
以前のお住まいで使われていた木の部材を
新たなお住まいに多く取り入れることになっています。
今日は、かつてのO邸で使われていたナラの床材の釘仕舞を行いました。
釘仕舞とは、ずばり、釘を抜くこと。
写真で分かるように、この床板の長さはさまざま。
これは、さまざまな長さの床板を使う
「乱尺張り(らんじゃくばり)」という床の張り方が採用されていたからです。
そしてこの床材、面取りがされていません。
日本において、面取りがされていない床はめずらしいものだそうです。
実はこの「面取りがされていない床」は
お施主さまの家づくりのこだわりのひとつ。
どんな仕上がりになるのでしょうか。楽しみです。
鯰組 櫻井