2013.7.6
7月6日、杉並区O邸では屋根工事の真っ最中です。
日頃、こんなに近くで屋根部材を見ることはなかなかありません。
↓この黒い部材は「破風」。「破風」はお寺やお城にも付いています。
↓この下の部材は「鼻隠し」、その上の部材が「広小舞」。
↓屋根の上にたくさん並んでいるのが、「垂木」。垂木の間に断熱材が入ります。
「垂木」の先を「鼻」と呼ぶので、「鼻」を隠す「鼻隠し」です。
O邸は6寸勾配の屋根。
これは水平距離が10に対し、高さ距離が6上がるということを意味し、
比較的、急な勾配屋根です。
O邸は2階に小屋裏があり、
屋根の勾配をあげることで小屋裏の高さをとっているのです。
鯰組 櫻井