2014.2.25
先日、富山の現場が無事引き渡しとなりました。
富山と言えば、砺波平野の「あずまだち」の民家です。
学生の頃、重要文化財の「あずまだち」の民家「入道家」の見学に行き、感動したのを覚えています。
今回改修した古民家もまさにその様式です。
母屋2階の小屋裏スペースをアトリエとして使えるように改修しました。
梁にケヤキの木をふんだんに使っていて、迫力があります。
車庫も新設しました。
母屋に製作した梯子型の雪囲いと車庫の外壁が同じつくりになっていて、
ずらっと並ぶ冬は綺麗ですよ。
手刻みで加工をしてくれた朝森氏の心意気がこういった継ぎ手加工に現れています。
何よりも、今回は富山から仕事を依頼して下さった事が光栄でした。
岸本
設計協力:小疇友子建築事務所
施工協力:and