2014.7.14
今回は 「天井」 の お話。
非常に地味ですが、天井の下地に注目していきましょう。
では早速、 ”天井下地3兄弟” の紹介から。
長男 : 吊木(つりぎ) → 「野縁受け」を支えています!
次男 : 野縁受け(のぶちうけ) → 「野縁」を支えています!
三男 : 野縁(のぶち) → 「石膏ボード」を貼るための下地です!
… って、文章だけでは、「あー なんのこっちゃ さっぱり!」 ですよね。
というワケで、画像で おさらいです。
▲ これがウワサの ”天井下地3兄弟” … 「吊木」「野縁受け」「野縁」 だ!
さて、ここからクイズです。
この画像をご覧下さい。
よく見ると、一部、野縁が抱き合わせになっています。
なぜでしょう?
【ヒント】
「間柱・窓台・まぐさ」 の記事ときの、”太い間柱” を思い出して!
正解は…
「石膏ボードを貼り継ぐため」 でした!
どんなモノであっても、モノにはそれぞれ、「規格寸法」 があります。
石膏ボードは 3×6板(さぶろく-ばん) が標準サイズ。
その標準サイズに合わせて、野縁が組まれている、 というワケです。
建築って、クリエイティブ なようでいて、ある意味、すごく、システマチック。
興味深いですね。
鯰組 宮原(現場監督)