2014.9.5
今回は ”仕上げシリーズ” の 【壁紙編】 です。
まずは、こちらをご覧下さい。
なにやら、クリーム色のモノが、壁や天井に 塗りたくってありますね。
「な、なんだ!? この乱雑な塗りっぷりは!」 …などと慌てることなかれ。
ご安心ください。
これも れっきとした、作業工程のひとコマなのです。
この、壁や天井に塗りたくってあるモノの正体は、「パテ」
よくよく見てみると、自由気ままに塗っているのではなく、
ある一定の間隔で、規則正しく塗られているのが分かります。
むむっ !? この規則正しい間隔は……!
そう、
賢い読者諸君は、もう お気付きですね!
アレです。
石膏ボードです。
石膏ボードの継目ごとに、パテ処理を施しているのです。
(石膏ボードでピンとこない、そこのあなた。この記事をチェック!→ http://www.yoshikawano-namazu.com/komado/?p=2634)
石膏ボードの継目を埋めて平滑にするため、
パテを塗る作業が、
壁紙を貼る前に必要なのです。
これを 「下地処理」 といいます。
なお、
ボードの継目だけでなく、ビスを打ち込んだ箇所も、同様にパテ処理します。
(白っぽい、途切れ途切れのパテ塗りが、ビスを打ち込んだ箇所になります)
下地処理が終わったら、いよいよ壁紙貼り。
なにやら、カッコイイ ”マシーン” の登場ですね。
このマシーンの正式名称は 「糊付け機」
壁紙の裏面に糊を付けるための機械です。
そして、壁紙を貼り終わった状態が、こちら。
Y邸で使用している壁紙は、 「さらり」 という壁紙です。
(「さらり」の詳細情報→ http://www.tamagami.jp/sarari%20top/topframepage.html)
近寄ってみると、こんな感じ。
▲「さらり」の表面
味わいのある、独特な風合いです。
鯰組 宮原(現場監督)