2014.10.6
こんにちは。
台風一過の今日このごろ
皆様いかがお過ごしでしょうか??
桜×鯰 第二弾として取り組ませて頂きましたY邸。
完成し立ての家に
広報担当の馬把お邪魔してまいりました!!
完全に個人目線でレポートさせてい頂きます!!
まずは外観
「準防火地域なのに、木が外に出ていて大丈夫なのですか?!」
明らかに他の家と外観が違います。
とっても良い意味で。
この住宅は「燃えしろ設計」の技術が使われております。
簡単に言いますと
「使う木の材料を太くすることで、万が一火事になった際
ある一定の時間、家が燃え崩れないように設計されている家」
ということです。
この技術のお陰で準防火地域でも“木のあらわし”のある
気持ちの良い家を作ることができるようになりました。
桜×鯰のパートナーである桜設計集団は
設計業務だけではなく
木造建築の構造設計・防火設計、構造と防火に関する技術・研究開発も行っているのです。
桜設計集団HP http://www.teamsakura.jp/staff.html
さて、こちらは玄関のアプローチ。
先日「掘りごたつを囲む家」の建主様に
「鯰組の家は明かりが綺麗なんですよね」
と嬉しい言葉を頂きました。
今回のY邸も明かりにはこだわっています。
夜家に帰ってきた時にぼうっと見える温かい明かり、
そういうのっていいですよね。
玄関を入ると土間空間
入って目を引くところの丸太と式台は
建主自らが選んだ材です。
玄関がひとつの見せ場となっています。
建主様は自転車に乗るそうなのですが
この土間の奥に自転車等をしまえる空間があり、
「便利そうだなぁ」と思いました。
個人的に土間大好き人間なのでついつい長居をしてしまいました。
ここで井戸端会議とかしたい!!
和室もあります!
小さな床の間と縁側のある和室は
日本人なら誰もがほっとする雰囲気。
家族が遊びに来た際に宿泊もできます。
と、泊まりたい。。。
床板も建主自ら選んだものです。
桜×鯰は標準的な家ですが、決して「自由が無い!」
ということではありません。
見せ場を絞りお客様の個性を引き出す家なのです。
「この和室…ゴロンとしたい!!」
という欲望をなんとか抑え次の部屋に。
こちらは木の雰囲気満点のお風呂場です。
とても広く見えますがお風呂はユニットバスを使用しており
標準的なサイズなのです。
シンプルな手洗い場と作り付けの棚。
よくある大量生産品の洗面台ではないだけで
こんなに木の雰囲気のあるお風呂場になるんですね。
こちらはダイニングキッチン
タイルは建主の希望とのことですが
これが空間を引き締める良い色合いになっています。
個人的に大好きな空間です。
ここで友人を招いてホームパーティをしたら
楽しいだろうなぁ…
天井は吹き抜けになっており開放的。
実際よりも広く見えるそんな空間です。
こちらは3階のプライベートスペース。
落ち着いた照明と大きなロフト空間。
作り付けの棚に本やお気に入りを並べたら、
素敵なベッドルームになりそうです。
さて全体的にくまなく見た感想としては
「建主によって色々な表情が出そうな家だな」
と思いました。
本当に良い意味でプレーン。
小さなスパイスとしての建主の個性と
木の心地よさがある家なのだなぁと。
これは是非
住んで半年程たった頃「鯰日和※」の取材に行きたいなぁ。
どんな家になっていくんだろう。。。
本当にどんな家になっていくのかが
ワクワクするようなお家でした!!
さて
こちらのY邸も「桜×鯰」というプロジェクトの中建てさせていただきました。
「桜×鯰」についてはこちらの専用ブログにても
ご紹介しております。
是非皆様こちらもご覧くださいませ!
http://sakuranamazu.blogspot.jp/
※弊社が隔月で発行しているペーパーです